リーガルリリーBa.海の部屋
「試飲待ちの顔」
みんな今週もおつかれさま。
目覚ましのアラームを7時から15分おきくらい何個か設定しているんだけど、アラームの音色設定を間違えたのかどこかのタイミングで異国の鐘の音がなるんだよね。ゴンガラジャンジャンみたいなやつ。
(前に、アラームの音を時間によって変えた方が起きれるみたいのをみたからかも)
その音で目覚めた時が本当にストレスで。
うわ、でたこの音、何時だコノヤロっ!ってなるんだけど、結局寝ぼけて何時だかわからないままここ何ヶ月も過ごしていまして。
で、ついに一昨日「好きな曲をアラームにしたらいいじゃん!」って思いつきました。(遅い、遅すぎる)
好きな曲をアラームに設定すると嫌いになるという中学生の自分にアドバイスをもらい、
ちょうどいい朝を迎えられそうな塩梅で高木正勝をアラームに設定したところ、、
キラキラした朝の光と共に音楽が降ってきて、なんともいい朝を迎えられています。
写真で言うところの、素敵なフィルターをかけたような日々ですね。
私に朝という時間をくれた七尾旅人さんに続き、高木正勝さんにも菓子折りをお渡ししたいです。
昨日スターバックスで時間を潰していたら、店員さんが新しいフラペチーノの試飲を持ってきてくださって。
女の子が「えっと、マンゴー、んー、あっ、オリエンタルマンゴーの、、」と一生懸命商品の説明をしてくれたのだけれど。
あれって順番に回ってくるから、「わ、くる、絶対に次私だ」って心で思いながらも、全然気づいてませんって顔で待って、隣の人と同じ説明を聞いて、「えっ私にもくれるんですか⁉︎」ってリアクションで受け取るじゃないですか。(?)
あれ、本当に嬉しいしありがたいんだけど、毎回「果たしてこれが最適解なのだろうか、、」という気持ちになります。
もっと自然でスマートな受け答えをできないだろうか、、と悩んでいたところ、隣のマダムが
「ふふ、隣で聞いてて美味しそうって思ってたの」と言って店員さんと談笑をはじめたので、心の中で“完敗"と書かれた旗を大きく振りました。
やっぱり愛嬌って素敵ですね。
話が変わって、最近はとっても幸せなことがありました。
幸せなことと言っても、きっと?みんなと同じで、好きなアーティストが新譜を出してくれることなんだけれど。
私にもその人の新譜がリリースされるのを楽しみに毎日を乗り越えられるようなアーティストがいて。つい最近そのアーティストのEPがリリースされました。
ドキドキしながら0時きっかりに再生ボタンを押して、布団の中でいつもより少し大きい音で聴くの。とんでもない歪みのシューゲイザー、びぎゃあばがゃあーっていう音の壁の中、声を探すんだけれど。
正直何を言ってるかわからない。(何を言ってるかわからないが正解なんだけど)
で、歌詞を見ようとしてもSpotifyってほんとに歌詞の反映遅いじゃないですか!
けどそれが最悪ってわけではなくて。改めて歌詞を見ながら聴けるようになった時、
そうか、こんなことを言ってたんだって嬉しくなるというか。その人からの手紙をやっと読めたような気持ちになる。
詞を書く人は本当にすごいなと思いますよ。見たことも話したこともない人間をこんな気持ちにできるんだから。
「自分で詞を書かない人は何が楽しくて音楽を続けているんだろう?」って純粋な疑問を投げかけられたことがあるけど、なんだかとても難しくて、正直ちゃんと答えられなかった。
確かその時は、そうかもねって気持ちと、あなたに伝わるように言語化するのは難しいのかもって思った気がする。
最近は吉田修一の「パーク・ライフ」を読みました。
映画化されているものは何本か観たことがあったのですが小説は読んだことがなくて。
小難しいのじゃなくて久しぶりに読みやすい本読みたいな〜なんて思いながらふらっと本屋に入ったら、文字通り目が合いました。あらすじを読むと、なんと日比谷公園が舞台かの作品で。
週末に日比谷公園でライブの予定があったので、うんうん、こういうことってあるよな〜と思いながら読みました。日比谷音楽祭来れる方はぜひ。
海 (2025.05.30 更新)
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「第十一回:金麦、時々黒ラベル」
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「第六回:ロマンス、ブルース、ランデブー(雑記)」
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「第五回:キリンの模様」
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「第四回:一切合切」
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「第三回:愛おしい(いと おいしい)時間」
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「第二回:キッチン」
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「第一回:猫と金柑」