リーガルリリーBa.海の部屋
「ドウナリ」
みんなおつかれ。
夏という季節、あなたブランディング大成功しすぎていませんか?こんなに暑くて死にそうなのに、魅力的な風物詩がありすぎてそれすら受け入れてしまいそうです。
あなたと一緒にいても多分幸せになれないと思うし、かなり嫌いだけど。そんなのとは裏腹に心がときめいてしまって。
コーン茶パック買いました。別に、全然楽しんでないんだからねーっと。
そういえば最近では風鈴の音も騒音と認識されるらしいですね。騒音、人の耳にきこえてくる不快な音。そうかな〜、そうなのかな〜。
あんなに素敵な音でさえ騒音といわれるんだから、みんなに好かれるのはやはり難しいですね。
それでも風鈴には自信を持っていて欲しいよ。あなたってビジュも声も仕草も、かなりイカしてるんだから。
ここのところ毎日暑いから、一人で何かしたいと思う時には美術館や図書館に行くことも多いです。
この間美術館に行ったとき、いつも持っている筆箱をたまたま忘れてしまって。けど、どうしても印象的だったものをメモしたかったので、仕方なく買ったばかりの口紅でメモをとっていたんだけれど。
こういう枠を少しだけ超える瞬間って、日常を少しだけ馬鹿にしているみたいでなんだか心地よかったりします。もちろん冷静に、自分のアクティングを受け入れているという意味で。
それでいうと、モノの役割を超えた使い方をするっていうのは、なんというか、掌握というかんじでかなり魅力がありますね。例えば、髪の毛をペンでまとめたり、ワインの空き瓶に花を挿したり。はっはっは、こんな使い方されるなんて思ってなかっただろう、むふふ。という気持ち。
(それと同じくらい、「このためだけに生まれてきました!!」みたいな道具も好きですけど。それを持っているという豊かさは文字通り何にも代え難いので、、)
そんな気持ちを経たのち、これは私が「口紅って名前で唇に色をつける化粧品」っていうのを知っていただけで、
どの時代のどこの国のどんな道具かを知らなかったら、あながち使い方としては間違っていなかったのかな?なんて考えたりして。
うん、そんなことを毎日考えています。
生活の中に溢れる道具や人間のそれぞれに名前と説明が付いていたとしても、まあそれはそれとして。
ちゃんと目と目を合わせてみたら、案外理想的な居場所に導けたりするんすかねぇ〜
と、マミ美のような言葉尻でお届けしてみました。
最近フリクリ観てさ、あ、私っていつも武器持ってたんだって気づきまして。
ベースをね、バコーンっ!と振り回してやりたい日もありますよそりゃあ。
そんなときは目を閉じて、あのベースの胴がゴーーンっと鳴り響くような音を想像する。それからピロウズのLittle Bustersが流れて、まだ手のひらはジンジンビリビリしてて。
「フィクションフィクション〜」って気持ちで目を開けるのがいいですよ。
最近は
やまだ紫の「しんきらり」、グレッグ・ジラード、イアン・ランボットの「九龍城探訪」、ボリス・ヴィアンの「うたかたの日々」、キムチョヨプの「わたしたちが光の速さで進めないなら」などを読んでいました。ついでに誕生日にもらった茨木のり子の詩集をお菓子のリーフレットみたいに、大事に少しずつ読んでます。
また、、まとめて、、載せますので、、(プルプル)
ではまた。
海 (2025.08.04 更新)
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「ドウナリ」
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「前夜です」
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「試飲待ちの顔」
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「sea:)」
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「ポリリズム」
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「ぼんやり4月」
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「そんな生活が夢です!」
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「スモークと煙草のにおい」
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「いにしえのiPhone」
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「ポタポタぐつぐつ」
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「眼鏡を探すための眼鏡」
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「ラジオとチクチク」
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「バレンタインとネタバレ」
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「犬とチョコと習慣」
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「7:00 a.m.」
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「模様替え」
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「第二十五回:愛をこめて」
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「第二十四回:skin」
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「第二十三回:初夏、爆ぜる」
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「第二十二回:ばらの花」
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「第二十一回:City Lights」
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「第二十回:たまらない」
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「第十九回:cell」
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「第十八回:生業として」
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「第十七回:何もかも憂鬱な夜にはスープのことばかり考えて暮らした。」
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「第十六回:李の季節」
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「第十五回:整理番号0番、Kの夜」
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「第十四回:雨男のバイブル」
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「第十三回:デロリアンに乗って」
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「第十二回:抱擁」
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「第十一回:金麦、時々黒ラベル」
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「第十回:そして春が終わる」
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「第九回:青色の街、トーキョー」
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「第八回:生活のすべて」
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「第七回:世界の絡繰」
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「第六回:ロマンス、ブルース、ランデブー(雑記)」
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「第五回:キリンの模様」
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「第四回:一切合切」
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「第三回:愛おしい(いと おいしい)時間」
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「第二回:キッチン」
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「第一回:猫と金柑」