僕は走って灰になる

1988年に発行された、作家として鈴木博文さんの記念すべき処女作。
ボクの持っているのは10年後に増補された復刻版だ。
横浜の駅ビルの本屋で立ち読みの末購入した。
この時は博文さんのソロを友人から聴かせてもらっていた。
湾岸スタジオでの宅録作品たちだ。
共鳴するところがあるなあ、と勝手に思っていた。
音楽エッセイ、歌詞、日記などで構成された本で、個人的に一番グッとくるものがあったのは、宅録への道を綴った"湾岸スタジオ物語"だ。
静かな語り口に、燃えるような熱い情熱を感じたな。
当時の写真に懐かしい機材が写っていたり。
博文さん、若い!直枝さんもチョロっと。
先日、湾岸スタジオに15年ぶりにおじゃましたときも、本の写真のまんまなところと、変わっているところと、とても贅沢な定点観測をさせてもらいました。
CDを貸してくれたムーンライダーズオタクの友人は"聖地だよ"と言っていたな。
来週もう一度リハーサルする予定です。
あの曲とあの曲と...そしてあの曲も!
え〜、あの曲も〜?!
そしてタブラボックス復活か!?
すべては未定。


P.S.
今朝から読み返していたら、ボードレールやコクトーの散文詩のような日記がいい!


2017年6月15日 14:05 okamoto sadayoshi コメント(6)

投稿者:nico :

サダさんのコメントもなかなか熱がこもっていますよ
ライブも楽しみ

今日はサダさんのお話黙って聞いていようかな。

あ、でもまた夜に書いちゃうかも。
その時はごめんなさい

沢山お話聞きたいな。
サダさん楽しそうだから
キラキラ

投稿者:たえ :

で“僕は走って灰になる”の詩も印象的~と書くの忘れたぁと思っていたら本の事が。

デビュー前からそこまで思いのある博文さん。
その様な方にデビュー後お会いして(ですよね?)、聖地の湾岸スタジオにも……。
出会うべく人には出会う~でしょうか?
サダさん、素晴らしい。
でもどんなご縁でお会いできたのでしょうか?
きっかけは何?

思えばサダさんの文体は、博文さんに通じるものがあるような…。

どの曲が聴けるのかしら?
“僕は走って灰になる”も聴けるのでしょうか?

あの辺り~パイド・パイパー・ハウスも思い出したりして…。

タブラボックスって?
是非見てみたいです。

?ばかりになっちゃった。


投稿者:nico :

サダさんこんばんは。
ずいぶん日が長くなりましたね。
来週には夏至ですものね。
マワレマワレメリーゴーラウンド…

楽しすぎたラストワルツから2週間での視聴室。
そろそろあと1週間かというところまで来たのですね。

サダさんの高まっている様子が時の到来を感じさせます。
カウントダウン。もう一度リハーサルがあるなんて!
公開!公開!って言ってるのは誰?
はい、私です。

いや~、楽しくも興味深いのでしょうね?
無理だと分かっていても想像はしちゃいます。

あの曲?どの曲?え、I さんまで来てくれるの?
え?
え~っ!
未定なの~?…ってね期待も高まりますが。
その日までね。

日記。うん、このコメントも日記ぽいかも。
又吉さんの「火花」はお笑いだけど、バンドや宅録をモチーフにしても書けそう。タイトルはもちろん「花火」…とか?
それは冗談だけど、サダさん何か書いてくれそうですよね?
日記文学も古くからありますしね。
「サダの細道」とか。
あ、これ紀行文か。

そんな感じの文章。サダさんならいつでもイケそう。
自伝というかこれまでの思いを振り返りつつ発信するというのも良いかも。20周年に向けて?それでそれを1冊に纏めるの。
タイトルは「岡本定義」
同タイトルでアルバムも発売!とか?
すみません、お酒飲みながら遊び過ぎ?
ダメかな~?

ああ宅録のことも。
宅録ユニットって初めて聞く感じだったCOIL。
でも受ける方の私達は大体家で聴いているので宅聴 じゃない?だから畑から玄関までの産直みたいな音楽で。

で、そういう趣旨のことを書いた手紙をそれこそ15年くらい前に書いたことが。まぁ覚えているわけがないですね。1回だけだったと思うし。

このところ懐かしい話題が。

ボードレールにコクトーの日記
読んでみようかな。そのうちに。

また長くてゴメンナサイm(_ _)m


投稿者:そらしれどん♪ :

ボードレールのそれには、窓から覗きをして妄想する話があったりしますか?
詩人は、詩の文体のまま日記を書くのでしょうか。ね。

随分前から博文さんに、しっかり影響されているご様子ですね。
湾岸スタジオの宅録とか、ねえ、いいねえ。
鈴木博文特集、よきかな!

投稿者:青月石 :

今度のライブには行けないので。。
鈴木さんとのお話コチラでイロイロ聞けて嬉しいな。

。。本当はお二人のライブに行けたらなぁ。
でも、しゃーない。遠過ぎるもん。

あの曲やあの曲もきっと私にはわからないから。
私は想って無になる。

投稿者:かじゅ :

定義さんこんばんは。
印象に残る文章との出会いから広がって繋がっている感じが良いですな。
ご一緒にライブされる今にも繋がっていてすごいですな。
散文詩のような日記ってどんな感じなんだろう。
素敵なお話ありがとうです。

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