| 番外編 |
ミュージカル・・・日本では全く見ないのですが、とにかく演奏能力が高いから、それを聴くだけでもいいからツベコベ文句を言わずにみてこい、と先輩にいわれまして、本当に嫌々渋々劇場に向かいました。
なんかお芝居から急に歌いだすあの不自然さが、どうにもぼくは許せないし、ミュージカルのアレンジって保守的でおもしろくないし、英語そんなにわからないし・・・相変わらず頭でっかちなぼくは、文句たらたらで最初のミュージカルを観たのです。
衝撃・・・を受けました。もう歌の表現力といい、演奏のレベルといい、文句のつけようがなかったです、というか本当に良い勉強させてもらいました。圧倒的なんですね、表現力が・・・。
全部でぼくは3本のミュージカルを見ましたので、つたない素人感想文ではありますが興味のある方は読んでみてください。
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| ライオンキング |

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キッズ向けという印象が観る前からあって、大人が観たらどんなもんだろう・・・と心配していたのですが、そんな予想を遥かに超えてめちゃくちゃおもしろかったです。
独創的な舞台装置や衣装が見どころとパンフレットに書いてあって、どんだけ独創的なんだろうか・・・と半信半疑だったのも束の間、始まるやいなや、かなりびっくり仰天しました。大人も子供の老人もひねくれ者もまとめてハッピーにしてくれるミュージカルです。客席をフルに使った演出、無駄な動きのない役者、映画に忠実なわかりやすい構成・・・最後はもう拍手拍手です。
とにもかくにも歌や演奏のレベルの高さには、いちミュージシャンとしてかなり感銘を受けました。動きながら、演技しながら、こんなに歌がうまいわけがない、絶対メインの役者さん以外は録音だ・・・と疑っていたら、ある役者さんが劇中に客席のぼくの横を走り抜けて行く時に、めっちゃうまい生の歌が聞こえてきた・・・やっぱり録音じゃないです、さすがです。演奏も音の切れがよく、ひとつひとつの楽器のスウィングに主張があるというか、本当にしまるべき所がキッチリしまっているという印象を受けました。
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| ビリー・エリオット |
いま、ロンドンで最も評価が高く、人気のあるミュージカルで、チケット/ソールドアウトもしばしば。
やっととれたチケットは二階席の一番前、高所恐怖症のぼくには、かなりシンドイ席でしたが、舞台裏の動きまでよく見えました。
このミュージカル、台詞がすべてイングランド北部なまりを再現しているらしく、英語力がかなりある人なら面白いのかもしれませんが、小学生程度の英語理解力のぼくにはかなりきつかったです。舞台装置や演出、照明、ダンス・・・etc、どれもよく考えられていて素晴しいのですが、やはり言葉の壁が大きかったです、北部なまりであることすらわからなかった・・・無念。
あと、どこのミュージカル・シアターでもそうだと思うのですが、幕間に15分程度の休憩があって、なぜかわからないのですがアイスクリーム売りがやってくるのです。まぁ、暑くてたまらんという人は食べていただいて全然結構なんですが、値段は2ポンド以上するにも関わらず、その昔駄菓子屋で食べた乳脂肪分の極端に少ない、粉っぽい感じのラクトアイス味がします。一人で一つ食べるのは、ちょっとつらいかも・・・。
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| オペラ座の怪人 |

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誰もが知るロングラン・ミュージカル。
ビリー・エリオットでの反省点を活かし、衣装や仕掛けだけでも楽しめる単純な作品を観ようと心に決めて取ったチケットは、なんと前から2列目ど真ん中。これは面白くない訳がない!! 役者さんのメークや表情、生で聞こえてくる楽器演奏、リアルな舞台装置、もうドキドキの連続でした。最後は観客全員がスタンディング・オベーションになり、ロングランの底力をイヤと言うほど見せつけられました。
でも実はこのミュージカル、席の善し悪しはあまり関係ないのでは・・・と終わってから思いました。すごく立体的にステージを使うし(観客席から何度も驚嘆の声が上がります)、照明もどちらかと言うと暗めで、奥行きと深さを重視した作りになっているので、場所に関わらずその世界にぐっと引き寄せられるのではないでしょうか。暗い照明は深い世界観が創りやすい分、観客が飽きがちだとおもうのです。
しかし、その欠点を全く感じさせないこの迫力は、一体なんでしょうか・・・ずっとステージの世界観に囚われたまま、あっという間に前半も後半も終わってしまいました。今度は是非二階席で全体を見てみたいです。
帰りに勢いで、ファントムのピンバッジを買ってしまった・・・・。
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