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2005年春、プロミュージシャンとしてデビューしてから、ほとんど休みなく活動してきたご褒美という名目で、ぼくは初めて長期の休暇をもらうことになりました。長く続いたFMのレギュラー番組も終わり、ポッカリと空いたいきなりの休みをどうしていいのかわからず右往左往していました。やりたいこと??・・・・海外旅行に行くのではなく、海外で生活しながらダイレクトな刺激を受けてみたい・・・。
よし! それなら良い機会だ、この休みにそれを実現しよう、そう思ったのです。ロンドンにはちょっとした知り合いがいて、その方が面倒を見てくれそうだな・・・という下心ともうひとつ、音楽シーンが熱いので刺激的な何かにいっぱい出会えそう・・・そんな単純な理由で、ロンドン中期滞在を決意しました。

実は・・・長時間飛行機に乗ることが本当に苦手で、正直な所それが理由で今までヨーロッパには一度も行かなかったのです。なので、今回のフライトも機内で時間を持て余し、しかも寝られず、飲み過ぎたコーヒーで胃が痛いなんていう最悪の状態でヒースロー空港に到着するんだろうなぁ・・・と、なかば諦めていたのですが、ヴァージン アトランティック航空のフライトは想像以上に快適でした。
成田空港に到着すると、カウンターでチケットをもらってアッパークラス専用ラウンジへ・・・。軽食と飲み物が無料、大きな窓からは迫力の飛行機が至近距離で見られます。まだ時間が少しあったので、サンドイッチとコーヒーを注文、ほどなく10:50定刻通りに搭乗開始。
ヴァージンのアッパークラスはまるで個室のようなシートでした。しかも前向きではなく斜め前向きに座るので新鮮・・・ただ隣の席との仕切りが完璧に施されているので、誰かと楽しくおしゃべりしながらという雰囲気ではなく・・・どちらかと言うと完全なプライベート空間という感じ。シートをフルフラットにするとまるでプライベートカプセルの中に寝ているような気分でした。
食事は好きなメニューを好きなだけ頼めます、欲張りすぎないようにしましょう。といいつつ、ぼくはワインとビールをしこたまのんで、チーズと野菜の料理、スープ、そのあとお寿司をつまみ食いして、最後にジンジャークッキー(これが美味しい)と紅茶・・・どれも癖のないさっぱりした作りになっていて、乗客への気遣いを感じました。機内食がどうも苦手という方も、ヴァージンの機内食ならいけるのではないでしょうか・・・。 フルフラットシートで熟睡していたら、いつのまにかヒースローに到着。いやぁ、これなら長時間フライトも全く苦にならないです。ちなみに、エコノミークラスでも4種類の機内食・オンデマンドのエンターテイメントなど、サービスが充実しています。
そうそう、帰りの便に搭乗する際にもアドバイスがあります。ヒースロー空港には、時間に余裕を持っていきましょう。なぜなら、ヴァージン専用ラウンジでの贅沢なひととき(食事やバーはもちろん、なんとヘアーカットサロン、靴磨き、ミュージックルームなどサービス盛沢山)を満喫するためと、ヒースロー空港の免税店は見てまわるだけで小一時間はかかるからです。
7月の初めのバーゲン時期にあたると、免税+バーゲンで笑っちゃうような値段になっていたりもします。ぼくも時間がないながらも、スーツ用のシャツ2枚を緊急ゲットしました。ま、買い物に興味がない方にはどうでもよい話ですが・・・。




さて、6月のロンドンは一年で一番気持ちのよい季節です。でも右も左もわからないし、ガイドブック片手に地下鉄ウロウロするのもなんだか格好わるいし・・・。 そんなあなた、ロンドンに限らず、はじめての観光地を知るには、恥ずかしがらずに地元の観光バスに乗ることをお薦めします。時間を徹底的に有効に使う半日ツアーに参加すれば、大体の観光名所を把握できる上に、ホテルと街の中心部との位置関係・街の雰囲気、その土地の気質や歴史、ガイドさんの裏情報、いろんなことがいっぺんに吸収できます。ロンドンでは日本語ガイド付きの半日観光は2種類くらいありますが、ぼくと同じようにロンドンに初めて行く方は、まずはこれに参加しましょう。
これはぼくの正直な感想ですが、ロンドンという都市はいわゆる観光名所巡りとかブランドモノショッピングとか有名レストラン巡りとか、そうゆう楽しみ方だけをした場合、旅としての満足度や街としての面白さはそれほど高得点ではないと思うのです(普段大都市にお住まいの方は特にです)。もちろんぼくも全ての観光名所に行った訳ではないですし、たかが4週間くらいの滞在なので、偉そうなことを言うつもりは無いのですが、ロンドンの楽しみ方は賑やかなメインストリートよりも朝のマーケットに、有名な観光名所よりも郊外の雄大な景色に、ガイドブックよりも地元の人に、といった具合に、隠れている楽しいコトを見つけていくのが良い方法のような気がします。そうした考えもあって、観光バスはやはりお薦めなのです。

ぼくは滞在が中期だったので、ロンドンでの主な移動にはオイスターカードを使っていました。オイスターカードは地下鉄とバスのプリペイドカードで、従来のトラベルカードよりも少し割安らしいです。バスや地下鉄の入り口で、機械にかざすだけでオーケー。プリペイドがなくなったら、駅の有人カウンターで入金してまた使用します。主要な地下鉄とおおまかなバスのラインを覚えてしまえば、ロンドンの街はかなりコンパクトで動きやすいと思います。
ロンドンのタクシー/ブラックキャブは世界で一番優秀で安全といわれていますが、タクシーを使うと土地勘が全然つかめない上に危険察知脳力まで低下してしまいそうで、旅先では必要最低限しか使わないようにしています。ピカデリーサーカス、リヴァプールストリート、キングスロードなどいくつかの大きな駅の使い方を覚えれば、地下鉄は意外と楽に使いこなせます。
一方、バスは停留所案内のアナウンスがないので、ロンドンに関してそれなりの土地勘がない方は難しいでしょう。とはいいつつも、そろそろ○○に近づいてきたな、みたいな土地勘がついたら地下鉄よりもバスの方が断然楽しいと思います。とくに二階建てバスの二階の一番前は最高です!! ぼくは時間がシビアな劇場とか、何かの予約とか、空港とかに行く際は地下鉄で、その他の遊びの時は全部バスという感じで使い分けていました。

このエッセイでは、ロンドンでぼくが食べ歩いたレストランやカフェ、デリなど、美味しかったものも不味かったものも正直にレポートしようと思います。もしかしたら、すでになくなっているお店もあるかもしれませんが、ぼくのエッセイを読んで、皆さんがちょっとあの店で食べてみようかな・・・なんて思っていただけたら幸いです。
あと、一応現役プロミュージシャンなので、ミュージカルの話もおまけで載せておきます。興味のある方はそちらも読んでみてください。

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